今の現実は、過去に学んだ価値観や思い込みが創り出している。
一悟術ヒーラーの山田純平です。
平日はシステムエンジニアをしていますが、通常は18時くらいには仕事を終えています。
在宅勤務なので、その後はヒーリングを提供したり、カウンセリングを提供したり、これからやりたい事を考えたり、と充実した毎日です♪
ただ、5年ほど前までは帰ったら日付が変わっている、、ということも多かったです。
当時はシステムの本稼働までがタイトなスケジュールのプロジェクトで、お客さん先での作業でした。
しかも、10名以上のメンバーの管理や調整もしていたので、なかなか早く帰りずらいものでした、、
その生活だと仕事のみの人生になってしまうと思い、なんとかして改善したいと考えました。
まずは、自分より上のマネージャーがいたので、その人に対して交渉をすることから始めました。
「遅くまで仕事をしても疲弊するだけなので、自分の仕事が終わったら、周りの人が終わっていなくても帰って大丈夫ですか。」
という感じの事を伝えて、交渉スタートです。
その頃のマネージャーは、かなりお客様は神様!的なタイプだったので、「みんなが頑張っているのに先に帰るのか?」と突っ込まれました。
チームで作業をしているので、波風立てない雰囲気作りは確かに分かりますし、大事な観点だと思います。
でも、みんな遅くまで仕事をしていて、たまに早く仕事が終わっても結局早く帰れない雰囲気という事になるので、みんな生産性を上げようなんて思わないでしょう。
そんな観点で交渉をしましたが、マネージャーはあまり納得していない様子でした。
明確に反論はされなかったですが、明らかに顔や雰囲気が「NO!!」言っていましたね。(笑)
よくある非言語コミュニケーションでしょうか。
そこで自分の意見を引くかどうかは結構迷いましたが、私の作業は完了していたので、自分の生活を大切に考えて、帰ることにしました。
他の人たちはまだ作業中。(といっても午後7時半くらいでしたが。)
帰る際はとても緊張して、怖れも結構出てきましたが、それを感じながら
「でも、自分の幸せを大事にしたい。」と思い、マネージャーの「帰るなよ!」という圧力を感じつつも部屋を出ようとしました。
帰り際に、マネージャーが「品質に問題があったらどうするんだ!」と言ってきましたが、「私がやれることは終えました。」と言い返して、無事?に退室。
マネージャーの頭には、みんな遅くまで頑張っているのであれば品質に問題があっても、お客さんはそれなりに許してくれるだろう。という発想があったように思います。
ただ、それを言い出したら、いつまでも早くは帰れません。(笑)
システム開発で不具合がゼロになることは、ほぼないでしょう。
大きなシステムになればなおさらです。
不具合ありきを肯定するわけではないですが、
「もし、バグがあったら、、」という不安に飲まれていては、自分にとってより幸せな選択は難しいのだと感じます。
このような発想は昭和の世代にはよくあるように感じます。
ですので、昔から刷り込まれた価値観や不安が、今の現実を創り出しているのだと思います。
「昔ながら」と表現すれば聞こがいいかもしれませんが、時代にあった変化をしていないとも言えます。
会社員として幸せな人生に変化していくために向き合って、改善していくには、このような昔ながらの価値観、世界観、固定観念を見直すことが重要なのかもしれませんね。
一悟術ヒーラー 山田純平