怠けもので、結果を出せるのが一番?
一悟術ヒーラーの山田純平です。
前回、「疲れたら休めばいい。頑張る価値観から出てみる」という話を書きました。
で、実際に疲れたら休むことを始めると、出てくる思いが
「怠けるのは良くない。」という発想ではないでしょうか。
小さな頃から、頑張る価値観を教えられ、怠けていたら怒られるのが通常だと思います。
マラソンでも「頑張れ!頑張れ!」と応援している人がたくさんいますが、良し悪しかもしれませんね。
自分がしたくて頑張るというのは、主体的で良いと感じます。
やりたくない事を頑張るのは、ほどほどにしないと疲弊してしまいます。
やりたくない事を頑張っていたら、面白かったということもあるので、一概にどっちがいいとは言えませんが、頑張って疲れてしまう人には、怠ける感覚が大事なのかもしれません。
怠けていても、頑張っていても、結果が同じならOKという考え方です。
あ、怠けるほうが生産性が高いですね。
ですので、怠けても結果がでる方法を考えたり、試したりすることを頑張るのは意味があると思います。
怠けるために頑張る訳です。
それで、空いた時間は別のことに使えるますしね。
でも、会社員として仕事をしていたら、空いた時間に仕事を追加されてしまいます、、
なんて、残念な仕組みなんでしょう。
だから、主体的にそのような発想になる人が少ないのかも知れません。
結果、会社や上司から業務の効率化を指示されて、実行するのが通常のように感じます。
頑張って、仕事を早く終わらせても、追加の仕事がくるんじゃ、やってられませんからね。
やりたくない事で成果を出すことの限界が、この辺りにあるように思います。
ですので、早く仕事を終わらせて、終わっていないかのように見せて、ゆっくり過ごすのが、自分に優しい対応かと思います。
でも、怠けることへの許容がないと、罪悪感が出てしまい、結果的にストレスが増えるかも知れません。
人間の心とは難しいものです。
でも、ここがクリアにならなければ、楽して結果を出す発想になりにくいように感じます。
日本人は特に頑張ることに価値の重きが置かれていると思いますが、
頑張る価値観だけが先走り、それが人の価値として植え付けられているのであれば、
「やりたい事を頑張る。」という方向に変化させていきたいものです。
怠ける部分や、怠けたい思いは誰にでもあると思います。
それを否定しないで、受け入れて、怠けることとうまくつきあっていけると
毎日が少し自由に、楽しくなるかもしれませんよ。
一悟術ヒーラー 山田純平